きょうは比較的風もなく冬晴れ、どんど焼きを行うにはぴったりの1日でした。

宇都宮の幼稚園では、園庭でどんど焼きをおこなうところはほとんどないと思います。

昨日つくった繭玉や、お手伝いのお母様方につくっていただいたあったかい豚汁でほっこり。

今年もみんな無病息災。元気に1年を過ごせそうです。

だるまや熊手やお札等々を集めた、お焚き上げのどんど焼きの煙が青空に上がっていく様子に子どもたちも手を合わせていました。

ところで、だるまさんは「七転び八起き」。

言葉をそのまま読むと、七回転んだのだから、七回起きればよいことになります。なぜ、一回多い「八起き」なんでしょう?

人間は、生まれてすぐには歩けません。首が据わって、寝返りをして、ハイハイをして立てる準備ができます。そして、(だれも教えていないのに!)ようやく自分の足で立つことができるのです。

つまり、生まれて一番最初に立ったときの回数がカウントされているから、「八起き」なのだそうです。

こども(赤ちゃん)には、もともと、「自ら成長する力」がそなわっています。

しかし、

人は自分だけの力で生きているのではありません。周りの助けや支えがあってこそ、みな生きていけるという意味も、きっとこの言葉には込められているのですね!