みゆきblog

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2018.01.11
知性<感性

今日は鏡開き。

お正月に迎えた「年神様」の力が宿ったお餅を食べることで、1年の家族の無病息災を願う行事です。

もうすぐ幼稚園でもどんど焼きをおこないます。

テクノロジーが進化したデジタル時代だからこそ、こういう伝統行事は、大切に子どもたちに残し、体験させてあげたいなあと思います。

なぜなら、こういう体験が、日本人としての「感性」を育むからです。

小・中学生くらいの段階では、教えられたことを覚えてテストで正解を書けば良い成績がもらえます。

でも、その後の段階になると、イマイチ後伸びしないということもよくあるのです。

感性(感受性・感じる心)こそが、インスピレーション、閃き、アイデア、独創性、ユニークさ、工夫の土台であり、それが豊かであればあるほど大きく伸びていくことができます。

この大事な感性を育てるうえで非常に大切なのが体験です。

子どもたちには、いろいろな体験の中でたくさんの感動をして欲しいと思います。

大人になるとよくわかりますが、文学や芸術だけでなく、仕事においても、そのインスピレーションの源は感性です。

知性だけでなく、感性を育むことはAI(人工知能)が台頭するこれからの時代、特に大事です。
そのためには、幼稚園でも、自然体験を含めて、いろいろな体験をさせてあげたいと思います!