マラソン大会2日目は年長組。
大人でも走りきれば息が上がってしまう距離。
小学校入学前に、すこし背伸びしたチャレンジです。
が、みなハイペースのまま、最後のマラソン大会を楽しむように、最後まで走りきってくれました。
この日のために、「お父さんと練習した」「グリーンパークで走ってみた」なんて子もいましたが、なによりも、この3年、2年、1年、広い園庭を走り回って遊んだ積み重ねが、この体力や走りを作り上げていると思います。
こんなことを書くと怒られそうですが、ほとんど園庭もなく、エアコンの効いたコンクリートの部屋で長い時間を過ごす保育所や保育園では、きっとこの成長は期待できないと思います。
同じ1年間でも、子どもが過ごす環境によっては、大きな差が生まれます。そして、それはあとから取り戻そうとしてもとても困難なものです。
共働きでも、なんとかやりくりして、頑張って、みゆき幼稚園を選んで通わせてくれた保護者の皆様もたくさんいらっしゃいます。
その選択が間違っていなかった、といつか感じていただけるのならば、こんなに嬉しいことはありません。
10位までに入れなかった子どもたちも、きっとものすごく成長しているはずです。
平昌オリンピックスノーボード銀メダルの平野歩夢選手も言っていました。
「次があるから、銀メダルだった」と。
年長組のみんな、メダルがもらえなかったとしても、がっかりしないでね。
「次があるから、その順位。」
小学校でも、いろんなことにチャレンジして、さらにその「伸びしろ」をどんどんのばしまくっていってください!
オリンピックハーフパイプ、平野歩夢選手、おしくも銀メダルでした。
もちろん銀でも銅でもメダルをとるのはものすごいことなのですが、なかなか金がでませんね。
あるコーチングの本によると、
「金メダルを獲れるのは、いちばん苦しんだ人間ではなく、いちばん金メダルを獲るのにふさわしい行動を続けてきた人である」
そうです。
「努力は裏切らない」という言葉は本当だと思いますが、闇雲に辛い、苦しい思いをして練習していればいいというものでもないようです。
さて、園でも今日から、マラソン大会がはじまりました。
初日は年中組。
雲ひとつない冬晴れの空の下、保護者の方もたくさん応援にきてくださって、子どもたちもみながんばりました。
もうすっかり顔つきや身体つきは年長組を見ているようです。
しっかりと、この一年の成長を感じさせてくれました!
平昌オリンピック、昨夜の種目、日本勢も活躍しています。
中でも日本勢メダル1号、モーグル原選手の「こんなに楽しめた大会はなかった」というコメントが心に残りました。
ジャンプの高梨紗羅選手も「楽しく飛べた」と言っていましたが、やはり人は何かを楽しんでいる時、積極的になるし、自分の才能を十分に引き出せるのだなと思います。
園でも子どもたちが「あー楽しかった〜」とか、「明日の◯◯楽しみ〜」なんて言っているのを聞くと、幼稚園生活が充実しているのだなと思ってこちらも嬉しくなるものです。
さて、明日からはいよいよ「マラソン大会ウィーク」です。
みんな、楽しんで走るんだよ!
頑張り抜く力は、きっと、みんな金メダル!