ゆめみるちから
~そつえんするきみへ~
ゆめをみるといってもよるきみがベッドのなかでみるゆめじゃない
こんなふうになりたいな こういうじぶんでいたいなってそうぞうすることなんだ
でもそのゆめをかなえるのはかんたんじゃない
さかあがりがすぐにはできないように
ちょっとばかりれんしゅうがひつようなんだ
そのれんしゅうがつらくって ほとんどのおとなはゆめをみることをやめてしまう
どうしてつらいのかって?それはさかあがりがすきなことじゃないからかもしれない
ほかのことだったら、いちばんすきなことだったら、れんしゅうだってつらくない
だれにもまけずにいちばんじょうずなひとになれたかもしれないんだ
でもそれがなにかみつけられないまま、いきているひとがおおいんだね
もしかしたらそんなおとなをみて、きみは、「かっこわるいな」とおもうかもしれない
でもね、おとなになることはそんなにつまらないことじゃないよ
「ゆめをみるちから」さえもつことができればね
「いちばんすき」をみつけて、それをとことんおいかけるつよいきもちがあること
それが「ゆめをみるちから」だとおもうんだよ
ほんとうのことをいうよ
にんげんはなんとかレンジャーやプリキュアのように、べつのなにかにかわることはできない
にんげんはかわれない
すみれがバラになれないように
うさぎがライオンになれないように
どんなにがんばってもかわれないんだ
でも、せいちょうする
ちいさなたねが、だいちやあめやたいようによってやがてめをだし、はなをさかせ、おおきなきになって、ことりやぼくたちをひざしからまもってくれるみたいに
だから、がんばれ がんばれ がんばれ
きみはきみ、かわらなくたっていい
「いちばんすき」をみつけて、かっこいいおとなになれ
そつえん、おめでとう!!!!!!!
いよいよ卒園式も真近に迫ってきました。そんななか、年少、年中組さんたちが、おにいさん、おねえさんへ感謝の意味を込めて送る会を行いました。
一緒にゲームをしたり、ダンスのプレゼント(年長組さんたちも一緒に踊ってくれました)も。
曲はゆずの「イロトリドリ」。色々な個性や長所を伸ばして来た年長さんにぴったりな曲です。
最後に年少、年中組手作りのコサージュを贈りました。
卒園式で年長組のおにいさん、おねえさんの胸で輝く、想いのこもったコサージュです。